学校図書館に関する雑多メモ(その1)
ご無沙汰しております。長い間,抱えていたある件が無事終わりまして(この件については,また機会を改めてお伝えします。),少し他の仕事を進めていたり,色々悩んだりしていて,ブログはすっかり放りっぱなしになっていました。そうしたら,私のブログに学校図書館の関係からトラックバックを貼って下さっていることに気がつきました。
http://d.hatena.ne.jp/mitleben/20131207
せっかく言及して下さったのに,3ヶ月以上放置しているのは申し訳ないと考え,学校図書館に関する新しいポストを起こした次第です。
といっても,めざましい成果は何も無いので,すこし前から学校図書館について,頭の中で行った独り言をメモ書きで記載しておいて,後で何かを書くときのきっかけにしたいと思います。
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▲学校図書館の職員はどこまで教科の専門家であるべきかという話。もちろん教員が教科の専門家である以上,学校図書館の職員はそこにたちいるべきではないという立場,それでも何もしなければコレクションの評価一つできないのではという立場,色々あるが,少なくとも誰もが考えずにやりすごせる状態には無いだろうと思うが,ではどうすればよいか。
▲学校図書館の実践はどこまでオープンであるべきかという話。せっかく膨大な時間をかけて準備したのに,聴衆が内輪の人間だけだという状態をどうするべきか。前から言っているUstream中継以外にシェアする方法は無いか。少なくとも紙の報告集では十分ではないと個人的には思っている。
▲学校教育における学校図書館の位置づけの話。学校図書館は学校教育における1つの手段であるという立場を受け入れつつも,それでも学校図書館が学校教育に不可欠であると主張するために必要な要素の検討。法律に書いてあるからという以上の説得力を持った理由の検討。
▲学校図書館に関する思考実験の話。仮に学校図書館が存在しない世界では,何が起こるのか,何も起こらないのか,何か代償する施設があるのか,何もそこには存在しないのか。
▲多様性と必読書の話。学校図書館は多様性を担保する施設でありながら,一定の教育に耐えうる資料をコレクションとすることが求められている。この2つのバランスが学校図書館員,教員,社会,研究者の間で同じ配分なのか,それとも違うのか,違うとしたら何が理由なのか。
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あくまでも思いつきなので,このまま長文に展開するかどうかは(そもそもできないネタもあります)お約束できませんのであしからず。でも,少しずつブログも再開して参りたいと思います。