(メモ)2016年にニコ生+YouTube配信をやったときの機材リスト
こんにちは。今井です。
世の中,オンライン授業へ対応しなければという流れが急速に出ているようでして,私もその中の一人としてどうしようかなと悩んでおります。
そんな中,2016年に私がこんな取り組みをしていたことを思いだして下さった方がいました。そういえば,新刊宣伝のニコニコ生放送をやってましたね。本編はどうでも良いのですが,使った機材リストを書いておくと誰か幸せになれるかも知れないので,書いておきます。
1.配信装置
Cerevo Liveshell PPO
https://liveshell.cerevo.com/ja/pro/feature/
こちらの配信装置はニコニコ生放送だけで使いました。設定をしっかりしておけば,あとは安定して処理してくれて,一番気にしなければいけない配信状態のチェックに気を遣わなくて済みます。このニコニコ生放送以後も,YouTube Liveで何度も活躍してくれた,今でも現役の配信装置です。
2.配信装置への映像入力+記録用
Canon iVIS HF M51
https://faq.canon.jp/app/answers/detail/a_id/66121/
だいぶ前のビデオカメラなのですが,ステレオミニの音声入力がMicレベルとLINEレベルの二つが選べるという特徴を持ってます(安いカメラだとMicレベルでしか入力できないので,ミキサーから入れると音質が悪くなるか,音割れに気を遣わないといけない)。
ミキサーの左前方から見えているように,ミキサーのLチャンネル出力からXLR→ステレオミニのケーブルでカメラに入力しています。LiveshellにはこのカメラからHDMI出力で,映像+音声を送っています。同時にビデオカメラで録画をしています。YouTubeにアップしているのはこのカメラで録画したバージョンの方です。
映像配信では,カメラに音声が入力できるかどうかでほとんど決まる気がします。カメラ本体のマイクだとどうしても空調音とかが入りますが,ミキサーからマイクで直接音量を入れておけば,上のYouTubeにあるように明瞭な感じで進められます(実際の研究室はこの時冷蔵庫の音とかが普通に聞こえてました)。
余計なお世話かもですが,生配信一本だとどうしても記録が不安定になりがち(Zoomだと有料プランでクラウド記録とかしてくれますが)+回線が切れたときのリカバリーが難しいので,可能であればカメラで録画しておくことをオススメします。
3.ミキサー
ALLEN&HEATH ZED-10
http://www.korg-kid.com/allen-heath/product-details/zed-10zed-10fx/
前に某方と機材を張り合っているうちに買ってしまったミキサーです。今でも使いこなせてませんが,サイズと値段に見合ってミキサー関連でのトラブルは買ってからは一度もありません。これから買うなら,BEHRINGERとかMACKIEの安いやつで大丈夫です。ただし,ビデオカメラの入力に合わせられるやつかどうかはご確認ください(機種によってはMICレベルに変換して出力できるやつがあるかも知れないので,そういうのがあればビデオカメラも選択肢が広がります)。
4.マイク
BEHRINGER XM8500 ダイナミック
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/19370/
いわゆる格安ダイナミックマイクです。持ってない方でしたら1本はあった方が良いかも。SHUREのSM58とか予算があればそちらも良いと思いますが,お試しならこのレベルでOKかと。
5.その他
詳しくは覚えていませんが,たしかBGMはスマホから,ステレオミニ→RCAピンに変換してミキサーに入れてあります。ノートパソコンはニコ生のコメントチェックと配信状態のチェックにつかってました。一般的には大学の回線は安定していることが多いので,大学の研究室から配信するのはそこが便利だなと思います(モバイル回線でやろうとすると,途端にレベルが上がります)。
4年前の事例についてのメモですが,誰かの役に立てば幸いです。