リブラリウスと日々の記録(はてな版)

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第16回 #図書館総合展 のフォーラムへの道(番外編)−講師からのコメント返し− 【完全版】

(2015/01/11に追記しました)皆さま,あけましておめでとうございます。本年も日々精進して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

さて,もうそろそろ終了から2ヶ月が経過するなかで,まだこのネタかと思うかもしれませんが,第16回図書館総合展フォーラムの話題です。でも,参加した方に対しては,投稿しなければいけない大切な投稿です。なぜなら,当日お約束したあれについて,きちんとフォローする責任が登壇者と私にはあったのです。(ここから追記)そして,今日全部出揃いましたので,講師のコメントと,私に直接頂いた分の記事を全て掲載いたします。

 私の担当した11月8日(土)午前フォーラムですが,総合展運営委員会の方のファインプレーによって,既に翌週にはYouTubeへとアップロードされていました。


ICTを活かす学校図書館 - YouTube

お越しになれなかった方でも,このYouTubeをご覧頂ければ何を約束したのかがおわかり頂けるかと思います。そうです,会場からたくさん頂いたコメントに対して,当日のフォーラムの時間ではコメント返しすることができなかったので,後日必ずフィードバックするとお約束しました。

講師の方には,フォーラム終了直後に仕事納めの12月25日(木)までにコメント返しをお願いしますと依頼致しました。皆さんお忙しい方なので,たぶん年明けにゆっくり掲載するかなと思っていて,締めきり間際に年明けでも良いですよーと申しあげていたら,内田洋行の池口さんはきっちり締め切りに間に合わせてきた*1のと,年内に横山さんがきちんとデータを提出されていらっしゃたので,急遽,前倒しで掲載することに致しました。おせちに飽きたらコメント返しを見てみるという方針でどうぞよろしくお願いいたします。


 【横山さんから】

では,まず横山さんからのコメント返しです。下記のPDFをご覧下さい。

http://librarius.jp/lf2014forum_reply/yokoyama.pdf

細かく1つ1つ回答して頂き,感謝申しあげます。なお,横山さんからは以下のコメントを追加で掲載して欲しいとの依頼がありましたので,転記させて頂きます。

私としては今までの中で最大限の無茶振りだったのにもかかわらず,会場の雰囲気を整えて下さっただけでなく,魅力的かつ,着飾ることのないICTの活用を提示して下さったと思っています。本当に有り難うございました。

みなさま、大変遅くなりました。みなさまからの質問への回答です。
良かったらお読みになってください。
 
実は私は、今回の発表の直前まで悩んでおりました。
ICTというタイトルをつけて話すべき内容であるのかどうか、
まだまだ未熟な活動を、今報告する価値があるのかどうか、
何よりこのような発表の場に私のようなものがふさわしいのか否か。
 
しかし、コーディネーターの今井さんの、
「一歩先行く話をしてほしいから」
という言葉に、覚悟を決めて話をしてみたのです。
自分としてはいろいろ至らないことばかりで、恥じ入るばかりです。
他のお3人の発表者の方々の足を引っ張ってしまったのではないかと心配です。
ですから、
みなさんかの質問やコメントを読ませていただいたのは、うれしい驚きでした。
私の伝えたいことを前向きにとらえてくださった方がとても多かったのです。
もっと厳しい意見が出るかと思っておりました。
(きっと本当はいろいろ言いたいことはあったことと推察しますが)
 
一番励まされ、すべきことを再確認できたのは、私だったかもしれません。
ありがとうございました。


【千田さんから】

次に千田さんからのコメント返しです。フリーウェイへのコメント,PRへのコメントが多く寄せられています。どれもまっすぐ回答して下さっているので,是非ご覧になって下さい。(余談ですが,高校生はTwitterではなくてLINEなんだなあと改めて思いました)

http://librarius.jp/lf2014forum_reply/chida.pdf

東京都の高校は色々活発な活動を行っていますので,皆さま是非これからも注目して頂ければと思います。


【前田さんから】

 そして,私が是非とも話を聞きたかった,NDLの書誌データを活用した埼玉県の実践を発表して下さった前田さんからのコメント返しです。NDLサーチの活用や,地域ネットワークについての質問が多かったようです。色々参考になるURLも掲載して下さっています。

http://librarius.jp/lf2014forum_reply/maeda.pdf

埼玉は来年8月に学校図書館問題研究会の全国大会が開かれる都市です。それ以外にもとても新しい取り組みに柔軟に立ち向かっている地域なので,応援して頂ければと思います。


 【池口さんから】

最後に内田洋行から池口さんからのコメントです。

http://librarius.jp/lf2014forum_reply/ikeguchi.pdf

会場からは電子黒板に対して,ポジティブとネガティブ両方のコメントがつけられていたようで難しかったと思いますが,包み隠さず全てのコメントを提示してコメント返しして下さって,深く深く感謝申しあげます。

私としては,池口さんからの下記のコメント返しにあるように,学校図書館の世界でも実践と企業が良い状態でギブアンドテイクや情報交換を続けて行ければ考えております。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます>池口さん。

今後もインタラクティブに情報交換をさせていただきながら、更にお役に立てる様に努力して参ります。何卒よろしくお願いいたします。


それから,忘れてしまいそうでしたが,私個人の欄に頂いたコメントへの返しをしておきたいと思います。

  • 児童生徒の読書推進とか,学校図書館活用教育にICTをどう使うかと言う話が効いてみたかったです。司書教諭,教員等の発表を期待しています。
  • AR技術を活用した授業の事例があれば知りたい。
  • 神奈川県の司書さんのお話も聞きたかった。

まず,児童生徒の読書推進,学校図書館活用教育とICTは2012年と2013年の図書館総合展で取り上げたと判断しておりまして,今回はメインへとは持って参りませんでした。ただし,ニーズとしては大変高いものであると言うことはよく分かりました。一番の問題はせっかく良い話題が提供されても,それが1年後,3年後には参加者以外に共有されていないというのが一番の問題点だと考えています。今後も,こうしたコンテンツがどうやったら将来に残していけるかを真剣に考えて参りたいと思います。なお,2012年の総合展の様子はYouTubeで公開されておりますので,是非ご覧になって下さいませ。


デジタルネットワーク社会における学校教育と図書館 - YouTube

AR技術を活用したと言う話は…学校図書館業界全般でもあまり聞いたことはありません。できたら面白いなとは思っていますが。

神奈川県の司書さんのお話も聞きたかったというのは,単純に私のネットワークがそこまで広げられていなかったというのがあります。出身県なので,きちんとそこまでカバーしたいのですが,そこまでできておらず,ご迷惑をおかけしました。


というわけで,これでやっと,第16回図書館総合展のフォーラム関連の動きが終了しました。第17回ではどのような動きを行うかはまだ未定でありますが,何かしらの動きができればと思っておりますので,どうぞご期待下さいませ。それではまた。

*1:プロのビジネスマンのお仕事でした…。流石です。