ミジンコターボ『儂が燃えて死ぬまでの噺』と『スーパーソニックジェット赤子』を観てきた。
どうもこんばんは。11月は本務の図書館情報学検定試験ネタを書きたいのですが,正直自発的な守秘義務(何だそれ)が多いので,何も書けません。その割にはツイッターで複数ポストを占拠して観劇ネタが書けるほど,何かから逃げてます,もとい,気分転換が図れております。というわけで以下,舞台の感想ネタです。
(長文につき,時間のない方と興味のない方は回れ右(←こら))
王子小劇場に行って開演するまで
今日は王子小劇場まで行ってきました。JR京浜東北線の王子駅から歩いて5分程度。たぶん地中に電線が埋まっているんでしょうが,電線が空に余り見当たらないので,横須賀の町並みを一瞬思い出したり。
さて,5分程度歩いたところで劇場に到着しました。王子駅からだとわかりにくいので,いったん場所を過ぎてから撮影してみました。劇場内では写真を撮らない主義なので,写真を先に掲載。
右下の旗が立っているところ,赤い看板の下あたりが入り口です。
劇場入り口,ここから地下2Fに降りていきます。なお,降りてすぐ地下1F部分の所に男子トイレがありました。
劇場のロビーは何と無線LAN開放!ツイッターやメールもやり放題です。地下の劇場だと基本携帯電話は諦めないといけないコースなので,これは嬉しい限り。なお,劇場入り口のチラシホルダーは普通の劇場と違って,過去や現在のチラシがファイルに収まっておかれていて,資料のアーカイブもやっている模様。図書館情報学的にはメモメモ。*1
勝手が分からなかったのですが,とりあえず受付を済ませてDVDを3枚ほどお買い上げ。受付の方に「いっぱいありがとうございます〜」と言われて何か照れてみたり。
照れながら階段のところで待とうと思って戻ったところ,王子小劇場からニュースが掲載されたポスターが。とある方法で((一応このポストが掲載されてまもなく発表されるとは思いますが,行った人のお楽しみらしいので黙っておきます)),何かを発表していました。面白いやり方だなあと感心してしまいました。
ほどなく,開場。100席ほどの劇場なので,大股で2歩もあれば客席の縦列は行き来できそうなくらい。この手を伸ばせば役者さんと握手できるくらいの近さ*2。何か幸せ。先月某劇団を観に行ったときに失敗した経験から,先にアンケートに住所を書くという手続きを踏みつつ。始まるのを待ちました。あと,チラシは予め座席に置かれていました。入り口でどっさり渡されたりすると荷物を持っている人には辛かったりするので,細かい配慮が嬉しい。
『スーパーソニックジェット赤子』
お芝居の概要は下記のURLより。
http://yaplog.jp/mijinkoturbo/archive/7390
なお,ストーリーを丹念に追うレポも嫌いでは無いですが,私がやると夏休みの読書感想文チックに読みづらい文章が出来上がるので,以下,自分の記憶に留めたいところだけ。
- 近くで役者の顔が見られるのでテンション上がりまくり。
- ちょいちょい笑えるシーンを混ぜてくるので,油断大敵。最後まで,にやけっぱなしでしたわ。
- 赤井赤子(川端優紀さん)が冒頭のブリッジした瞬間,音響効果では絶対出ないだろう大きながつんという音。おそらく頭打ちつけてるはず。でも少しもクラッとした様子もないのでビックリ。他の技で音を出しているにしても,本当に頭を打ち付けていたとしてもどちらにせよ役者魂スゴイ。ってか大丈夫ですか。
- 愛犬スパーク(sun!!さん)の滑舌SUGEE。あれだけの高速台詞回しは驚きです。
- 緑マッカーサー(高島奈々さん)が男前すぎてかっこいい。
- 北朝○および金なんとかさんネタでピーピー音を出してしきりにマスキングしようとしているけど,みなさんの声がはっきりしていて,まあ隠してないのも一緒ですな(笑)
- 一見カオスなように見えて,全部のネタが最後の伏線になっていました。ちくしょうやられたぜ(汗)
- コメディに見えて最後にほろりとさせてくれます。
- 私は観劇の時に今やっている仕事を不意に思い出したりして,現実に引き戻されたりしたのですが,一瞬足りとてその隙がなくて,あぁ劇って楽しいなあと改めて思った次第でして。
入れ替え
あっという間に幕が下りて,ロビーが開くまでの間にアンケート書けるかなと思ったら,まあ手際よくロビーに誘導されまして(笑),平たいところを探してアンケート書き。まあ,ロビーもそんなに大きくないので,仕方ないかなと思いつつも走り書きしたので,たぶん半分くらいは鑑定人が必要な字体になっているかと(泣)ごめんなさいごめんなさい。
この勢いだとだらだら書きそうなので,ポイントを箇条書き。
- ロビーにはsun!!さんと,川端優紀さん,竜崎だいちさんが出てきて下さっていてお見送り。こういうのすごく嬉しいです。
- ロビーでボケッとしてたら,音響王子*3(児島塁さん)が前を通りかかった。私が女性だったら間違いなくキャーと声を出しているが30過ぎのおっさんがそれをやっても気持ち悪いだけなので自重。でも声ぐらいはかけておけば良かったかな?
- sun!!ちゃんカレンダーを買うために申し込みを書いていたら,ご本人が対応して下さってました。もう舞い上がってしまってさ,手がガタガタ震えてかなり挙動不審でした*4。字が汚くてごめんなさい×2。でも「USTで声を聞いていてお会いできて嬉しいです」というのは伝えたぞ!(←自慢)
- 物販コーナー恒例らしいガチャガチャを回したら舞台写真ゲット!西分綾香さんの写真と片岡百萬両さん,山田まさゆきさんの写真でした。いやあ嬉しい嬉しい。
- チケット前売り購入特典のポストカードは結構かっちりした紙だったのでこれも嬉しい。
『和紙儂が燃えて死ぬまでの噺』*5
帰宅してから気づいたのですが,主役の片岡百萬両さん,ノド壊されていたんですね…。
あ!すいません!本日のステージで喉があかんよーになってしまいまして、ご迷惑やら色々おかけしまして、しかし全力でぶち当たったのですが、喉です!皆様ご心配すいません!早く治すために最善を尽くします!
- 全編真っ赤な照明。DVDでは魅力が伝わらないかもしれないですが,役者の台詞回しや一瞬の仕草,表情に力がこもってて,何か元気を分けてもらっている感じが。
- 何か知らんけど,舞台の熱気とともに,場内の熱気もヒートアップ。始まってすぐに織田信長(片岡百萬両さん)が扇で仰ぎに来て下さったので,何か気持ちがほっこり。
- アドリブポイントが2つほど。自分が見た回は自分の中で大ヒット。でも直後に信長に静まりかえっていると言われて(´・ω・`)。
- ストーリーは割とシンプル。でも,ちょっとしたサプライズが最後にあり。
- 岡部又右衛門(鈴木洋平さん)の表情と表現の多様さに見とれてしまう。TRUMP再演も楽しみにしてます。
- 織田和正(吉田青弘さん)さんは,まあ本気でその方面の方なのかと思うくらいなりきってましたねw
- 善五郎(菊池裕太さん)は,テンション高い+体張ってましたね−。TRUMPの時の映像と今日の演技を頭の中で重ねて,おそらくTRUMPの時はこんな感じでやってらしたのだなと妄想。
- 明智光秀(武信貴行さん)は,Twitterでも書きましたけど,背が高くて,声が渋くて,持って行くところは持って行って,あれはズルいですw
- 地縛霊(大塚宣幸さん)は,それまでもナイスなキャラなのですが,最後の台詞がグッと来てしまってホロリ。関東については3月のことがあったからなおさらあの台詞がしみいる。
- 忍者(江本祥さん)は,えーとあんまり印象ない(←お約束)。もとい巻き込まれた感がたっぷり滲み出てて良い感じでした。
- 終演後のカーテンコールではどうも時間が押していたらしく,超高速で告知が行われていましたw
で結局どうだったの?
他の方がなんと言われようが大満足。おすすめ。ブログを書かないことで有名になりつつある私がここまで書き込んだんだから,間違いない。もし次も東京にいらしていただけるのなら,少なくとも1回は突撃決定。場合によっては誰か巻き込んで参戦も(おいおい)。
本当に東京公演を決断して下さったことに感謝感謝です。機会が許せば関西にも突撃しようかしら←
長文失礼しました。でも,これだけの長文を書いても収まらないくらいの気持ちがまだ私の中には残ってます。幸せな一日でした。