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リブラリウスと日々の記録(はてな版)

研究とかイベント運営とかの記録を淡々と。

逃避行動もしくは考えを切り替えるスイッチ。

研究者は着実に日記を日記として更新しているようですが,
早速1日空く始末。まあ,張り合っているように見えると,お互い大変なので,ここからは独自路線でいきましょう。


なお,空いた時間で*1書き殴っているので,内容は無保証です。
これを元にレポートを書こうと思った方は,もう一度良く考え直して頂いた方が吉かと思われます(汗)。


(冒頭の言い訳終了)
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▼私は演劇が好きです。どれくらい好きかというと,この仕事が立て込んでいる7月にも関わらず3本観劇予定を入れていて,一本は新幹線に乗って大阪まで観に行く予定でいます。近い人に話すと「良くそんな時間ありますね」と言われますが,人の趣味まで言われたあないと思いつつ,たぶん博論が進んでないので遊んでてよいのかという叱咤だと思い直して,ひとしきり落ち込む次第(以下略)


閑話休題。そんなわけで,図書館情報学とか,学校図書館とかという言葉から真っ先にイメージされる「読書」はあんまり人に語れるほどちゃんとやっていません。学校司書さんの集まりとかであつーく語っているのにを観て,感化されてそのまま読むことはありますが,仕事なんだからといって読むのは極力避けています。だってそんなことをしたって,本当に好きな人には敵いません。(過去にそういう読み方をしようとして失敗したということもあったのですが)というわけで,その観点で話を振られると微妙に困ったりします。


▼とはいっても,こういう仕事しているからか,演劇を夢中になってみていても,感想をひとしきりTwitterで呟いた後は,何かしら図書館と結びつけて考えている自分がいます。今日の舞台,雰囲気良かったなあ,あの雰囲気って図書館でどう生かせるのかなとか。舞台って役者の技術が良くても駄目で,音響とか照明とか,セットとか演出とか,もっと言えば隣に座っている観客が誰かによっても左右されるんですよね。


▼場所としての図書館*2が最近盛んです。私自身はそれを論じるだけの材料を持ち合わせては居ませんし,もっとマトモに論じている方は山ほどいると思いますので,それらの議論を批判することはしたくないのですが,椅子のレイアウトをどうしたとか,机の配置を換えたとか,という話を一生懸命やっていると,それだけで良いのかなあと思うことがしばしばあります。


▼舞台とか観てると,たぶん,棚や椅子のレイアウトだけでは駄目で,舞台に照明や音響があるのと同時に,照明やBGM,そこで展開される全ての要素を検討しないといけないのかなあと思うのです。例えば照明はルクス値が高くなければいけないのか,食べ物は食べてはいけないのか,タバコを吸ってはいけないのかとか。クラシックやイージーリスニングならよいのか,ポップやパンクロックでも音量が大きくなければ良いのかとか。そもそもそこは本を読まなければいけないのか,ライブや演劇をやっちゃいけない場所なのかとか。


▼他の方はどうか分かりませんが,私に限って言うなら,こうした発想は日常の研究で触れる議論だけでは,とても思いつきません。極論するなら,「場所としての図書館」についての議論を扱っている書籍や論文で上記の事を論述していたとしても,ピンとこなかったと思うのです。明らかに異質のモノと接することで,初めて浮かび上がってくると言うか,バラバラになったピースがつながるというか。(たぶん,1段落前の議論についても「どこかで見たことのある」議論が舞台を見ることでスイッチが入ってようやくおちついたのかもしれません)


▼自分としては,意識的にはそうしていないのですが,どうも人と違うことをやっている時にこのスイッチが入りやすいような気がします。およそ先行研究とは全く関係ない書籍とか,舞台とか,音楽のPVを見ているときとか,急に散歩を始めたときとか。ひどいときには会議の途中の一言がきっかけになることすらあります。


▼よく言えば自分が通せる人,悪く言えばただの変人なので,周りには大変な迷惑をかけているのかもしれません(←自覚がない)。ただ自分の中で決めているのは,何をやってもこのスイッチが入らなくなったときには,素直にブレーキをかけようと心に決めています。それは,精神的にも肉体的にバランスを崩している状態だと思うので。


▼というわけで,日常接している皆さまには,たとえ関係ないことを始めていても,決して100%逃避行動でないことは分かってもらえると嬉しいです。逃避行動の方が多いのは認めますが,たまにそれが考えを切り替えための,大切な大切なスイッチの場合もあり,本人もおそらくは,見分けが付いてないと思うので。


▼えらそうな話をしているかと思ったら,結局は逃避行動のように見える行動への弁明になりましたが,何かしらのヒントとか,あるいは最近の若手はどうしようもないと批判するときの材料とか,なんとかかんとか,えーとえーと。とにかく何かしら引っかかるところがあるならば,それが一番嬉しいのです。


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結局時間切れで,まとまらないのですが,演劇を観てから2時間の間に上のようなことをつらつら考えていた一日でした。

*1:今回の場合は待ち合わせ中のケンタッキーでの1時間で

*2:Library As Place: 私の師匠筋がこの訳を使っていますので「場」という訳は使いません