【ご恵贈御礼+私的メモ】樹村房『学校経営と学校図書館』をご恵贈頂きました。
どうも。今井です。
立教大学の中村百合子先生から,樹村房『学校経営と学校図書館』をご恵贈頂きました。自分の担当する授業でもメインで使っている教科書でして,ちょうどシラバス執筆の時期でしたので,本当に有り難い限りです。感謝申し上げます。(もちろん自宅用にもちゃんと買おうと思います)
さて,今回のテキストはご本人のブログ投稿ポストでも明らかにされていますが,minor revisionではなく,major revisionとも呼べる改訂が行われています。私自身がまだちゃんと読み込めていないので,第一印象でしかありませんが,前の版と比べてどうだったかということを自分用のメモとして書いておきたいと思います。レビューと言うよりは私的メモなので,詳細は現物をご覧になった上で,ご本人の下記ポストも参照して頂ければ幸いです。
続きを読む第17回 #図書館総合展 の御礼と感謝
こんにちは。今井です。
11月14日(土)の横浜市中央図書館の午前・午後フォーラムをもって,第17回図書館総合展は終了いたしました。図書館総合展運営委員会の運営委員として,そして「白百合女子大学司書課程・司書教諭課程」という出展者として,2つの立場で今回は関わっていました。
自分が11月10日(火)から11月12日(木)の3日間で関わった動きを書き出すと,下記の5つでした。
- 白百合女子大学司書課程・司書教諭課程ブース展示
- 図書館総合展学生のための展示ブースツアー
- ウェルカムボードを使ってPRに活用しよう!
- 横浜市中央図書館フォーラム「人がつなぐ,人をつなぐ学校教育ー可能性とつながる学校図書館へ」
- LDG(Library Drinking Girls)執事
1.白百合女子大学司書課程・司書教諭課程ブース展示と各種対応
白百合女子大学司書・司書教諭課程のブース展示では,今回私が運営委員としていなくなる時間はあったものの,多数のご来場を頂きました。いちいち名簿をつけているわけではありませんが,当日に用意していた名刺を120枚ほどブースの所で配布したこと,同時にブースで配布していたLiLiA Timesがこちらも120部なくなっていました。これに加えて,資料はいらないけれどもと話をさせて頂いた方が記憶している限り30名ほどおりましたので,およそ150名ほどの方とコミュニケーションを取ることができたことになります。
私のいない時間帯については,大学のパートナーであります堀先生につとめて頂いておりましたので,それをカウントするともう少し多くのご来場を頂いたことになるでしょう。本当に多くの方のご来場をいただき,感謝申し上げます。
2.図書館総合展学生のための展示ブースツアー
今回,当日になってから1番走り回ったのはこちらのイベントだったように思います。大学の先生をつけているから,アドリブで回れば良いかと最後まで考えていたのですが,運営委員長のSさんより,企業さんにきちんと話をつけておいた方がよいとのアドバイスを頂きまして,スケジュールに沿って,2日目,3日目は各ブースさんに,私の名前入りのご挨拶状片手にご挨拶回りをして参りました。
名前入りの挨拶状を配布したことによって,私に問い合わせが回ってくるようになり,色々大変ではありましたが,そのおかげで細かいご要望とかに柔軟に対応できたので,結果オーライではありました。Sさんには深く感謝です。
1日4つのツアーで3日間,12個のツアーが動いておりました。3日間合計で218名のご参加を頂きました。昨年のほぼ倍近い人数にご参加頂けました。
ただし,時間が50分と限られていたことから,ツアーで回れなかったブースさんが多くでてしまいました。個別にそれぞれ回るように指導して参りましたが,学生さん向けの人員をおいて頂いたにもかかわらず,また資料を用意して頂いたのにもかかわらず,回ることが出来なかったブースさんには申し訳ない限りです。来年度以降の改善点等ありましたら,今井までご一報頂ければ幸いです。
3.ウェルカムボードを使ってPRに活用しよう!
こちらは私が今回のイチオシ企画として考えていたのですが,当日になって受け付け人員を確保しておくことを忘れておりまして,助手兼受付という恐ろしい状態になりながら,講師と2人でバタバタしながら運営しておりました。ハッキリ言って講師は最高,運営的には失格レベルではありましたが,楽しんで頂けたようであれば幸いです。でも,当日の申込みで5名の追加を頂き,25名の方と一緒に作品を作り上げることが出来たのは企画者として何よりの幸いでした。
ぜひ制作物については,完成後,Blogなどで公開して頂けると講師も私もモチベーションが上がるので,是非お願いします。
4.横浜市中央図書館フォーラム「人がつなぐ,人をつなぐ学校教育ー可能性とつながる学校図書館へ」
今年で4年目を迎える横浜市中央図書館での学校図書館フォーラム。今年は「人」をテーマに構成いたしました。
横浜市の指導主事の方,および神奈川県立田奈高等学校の司書さんという,魅力的な講師に助けられてなんとか会を成立させることが出来ました。お二人に深く感謝申し上げます。
早速,稲城市の議員さんが参加記録をUPしてくださっていて,飛び上がるほど嬉しくなりました。
来年度はどうなるかまだ分かりませんが,ぜひ学校図書館の企画を継続してくださいとのコメントを頂きましたので,前向きに検討したいと思います。
5.Library Drinking Girls執事
楽しいイベントでした。執事の一人として,皆様に楽しんで頂けたのであれば嬉しいです。なお,詳細は空手家ライブラリアンさんのブログに任せた(ぇ。
空手家図書館員の奮戦記(旧・空手家小学生の闘病記): 図書館界最大のイベント・図書館総合展に行こう!(自主企画にもぜひ!)
6.その他御礼
ARGさんの写真集がFlickrにアップロードされていました。私は運営に走り回っていて,ろくに写真を撮れていない人間としては大変嬉しかったです。こういった会場を走り回っていたのだなあと写真を見ながら,ちょっとウルッとしております。
こちらはポスターセッションの様子です。
あと,白百合女子大学の図書館ピア・サポーターLiLiAはポスターセッションだけでなく,会場のあちこちで八面六臂の大活躍だったようですね。関係者としては,いいぞもっとやれというコメントをこんな場で使えるとは思ってもいませんでした。GJ。
図書館総合展は,ただ見るよりも出展者として参加した方が何倍も楽しめるイベントです。今年来訪者として関わってくださった皆様,是非来年は出展者としてお目にかかりましょう。もちろん,来訪者としてもまたいらして頂ければ嬉しいです。皆様,また来年お目にかかりましょう。
なお,来年の日程は下記の通りです。
第18回図書館総合展 教育・学術情報オープンサミット2016
展示会:2016年11月8日(火)~10日(木)
図書館総合展週間:11月6日(日)~12日(土)
会場:パシフィコ横浜
また,色々思いついたら追記して参りたいと思います。ひとまず,全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
(まとめ記事)第17回 #図書館総合展 の今井関連の動き
ども。今井です。
最近はすっかり図書館総合展Onlyな感じでブログを投稿しています。
しかしながら,連発したせいで,まとめ記事が欲しくなるような状況に陥っています。誰がですかって,私ですよ(逆切れ)。
閑話休題。
というわけで,とりあえずこのまとめ記事だけ見ておけば,第17回図書館総合展で今井が関わる案件についてはおよそカバーできるはずです。
1.コミュニケーションブースの出展
白百合女子大学文学部司書課程・司書教諭課程で出展してます。
実は,11月11日(水)11:15〜12:00の間,展示会場内スピーカーズ・コーナーAでプチ講義企画を企画しておりまして,本学の堀渡先生が登壇予定です。広報はほとんどできてませんので,来てくれたらとても嬉しいです。
「公立図書館の資料保存と除籍を考える」堀渡(白百合女子大学)
戦後の図書館状況を変えた『市民の図書館』が発行されて45年経ちます。図書館は全国に普及し各館で蔵書は蓄積されてきました。どこも書庫は一杯で、除 籍しながらの新規受入が常態化しています。資料提供を担保しながら、ある資料を除籍し、ある資料を保存する。そこを適切に切り開くことが、公立図書館振興 の次のステージの課題だと考えます。県と区市町村が連携し、広域図書館行政を構築する必要があります。その課題と可能性を考えます。
2.展示ブースツアー
企業がたくさん出展しているブースに学生さんを連れてツアーを行ったりします。詳細は下記の記事をご参照下さい。
3.ブレインテックさんのミニコーナー出演
つい最近決まりましたが,11月11日(水)の午前11時から何か喋ることになりそうです。
4.メーカーズ・ラボ企画
今年はこのウェルカムボード作成企画に結構なリソースを割きました。飛び込みも可にしましたので,多くの方に来て頂けると嬉しいです。
5. 11月14日(土)学校図書館フォーラム
総合展の展示期間終了後ですが,土曜日に関連企画として学校図書館フォーラムをやります。多くの方に参加して頂けると嬉しいです。
というわけで,いよいよ来週の開催となりました。
多くの方のお越しをお待ちしております。
#図書館総合展 11月12日(木)ウェルカムボード企画の続報
ども。今井です。
いよいよ明日が研究授業なのですが,ちょっとどうしてもご覧に入れたい画像がありましてブログ更新です。
講師のnookworks さんが,図書館総合展のメーカーズ・ラボ用にサンプルとして作って下さった,オリジナルウェルカムボードです。こんな感じの物が作れる企画「ウェルカムボードを作ってPRに活用しよう!」を,11月12日(木)の14:30〜17:00,パシフィコ横浜展示ホールDのメーカーズ・ラボで実施します。
まだ申込は間に合いますので,奮ってお申し込み下さいませ。
なお,当日飛び込みもOKですが,定員に達した場合はお断りする場合がありますので,確実に受講してみたいという方は予めお申し込み下さいませ。
それから,これからお申し込み頂く方については,下記の事項について予めご確認頂いた上で,お申し込み頂ければ幸いです。
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1.当日集合場所について
本企画は,11月12日(木)14:30~17:00に,パシフィコ横浜展示ホールDのメーカーズラボスペースにて実施致します。当日は,展示会場に直接ご来場の上,14:20までにメーカーズラボスペース(会場入って右手奥になる予定です)まで直接お越し下さい。
2.事前準備について
今回の企画は,当日その場で作成し,翌日から図書館に持参して展示してしまおうというコンセプトです。可能な限り,翌日から使えるボードを作成するために,参加者の皆さまで,もし特定のイベントに対するウェルカムボードが作りたいという方は,以下の情報を当日ご持参頂ければ幸いです。
- イベント「大見出し」
- 「日付などの情報」
- 「詳細(あれば)」
イベントに関するチラシ,広報物があればそれを土台にすることができますので,ご持参頂ければと思います。また,こんな絵が入れたい…という見本のようなものや自分の下書き(鉛筆書きでも)が用意できる方はご用意下さい。あんまり複雑なものでなければOKとの返事を講師から頂戴しております。
もちろん,当日その場のアドリブで描きたいと言う方は,何も準備せずともその場で取り組んで頂けるよう準備しております。また図書館と直接に関連しないテーマでも,随時対応致します。皆さまのご希望を最大限に活かしつつ,素晴らしい作品が作れればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。なお,当日作成するボードはA3サイズです。
3.参加費について
「ウェルカムボードを作ってPRに活用しよう!」は材料・参加費として,3500円を当日,会場で頂戴致します。お手数ですが釣り銭の出ないようにご用意頂けると大変助かります。
4.領収書につきまして
今回,受付スペースおよび受付時間の制約上,材料・参加費の領収書を当日に発行することができません。領収書が必要な方は,後日,図書館総合展運営委員会より郵送致しますので,下記の事項を明記したメモ(書式は自由です)を当日,スタッフまでお渡しください。
- 宛名
- 郵送先
なお,品目は「図書館総合展メーカーズラボ材料・参加費として」と記載する予定です。
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以上よろしくお願いいたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
#図書館総合展 11月14日(土)10:30〜12:00横浜市中央図書館で学校図書館フォーラムをやります。
こんにちは。今井です。 今年も図書館総合展週間の最後の土曜日,11月14日(土)10:30〜12:00に,横浜市中央図書館で学校図書館企画を実施します。
その名も「人がつなぐ、人をつなぐ学校教育ー可能性とつながる学校図書館へ」。
昨年はICTをテーマに致しましたが,今年は「人」と言うテーマを設定して,色々な可能性を考える場にしたいと考えています。
前半では横浜市教育委員会事務局指導部指導企画課の方をお招きします。横浜市は平成25年度から平成28年度までの4年間で,市立小・中・特別支援学校全校に,学校図書館に関する業務を担当する「学校司書」の配置を進めており注目を集めています。当日は「学校司書」の配置を含め,横浜市の学校図書館推進施策について,お話しを頂戴いたします。
後半では神奈川県立田奈高等学校司書の松田ユリ子氏をお招きします。神奈川県立田奈高等学校は,「ぴっかりカフェ」という週に1回,校内の図書館が,無料で飲食ができるカフェ空間に変え,その中で高校生の悩みや不安に応える地域の相談員と高校生が出会って支援するという試みを行っています。当日は松田ユリ子さんとともに,この興味深い試みについて,お話しを頂戴いたします。
本フォーラムを通じ,「人」ということを異なった視点や立場から検討し,学校図書館が持つ可能性を1つに限定することなく,様々な可能性を持つ場所であることを確認する場にできればと思います。多くの方のご参加を心よりお待ちしております。お申し込みは下記のフォームからどうぞ。
【御礼】日本図書館情報学会学会活動貢献賞を頂きました。
今井です。
早速ですが,2015年10月18日に行われた日本図書館情報学会2015年度学会賞等授与式におきまして「学会活動貢献賞」を頂戴いたしました。
賞を頂戴したことは,この上ない喜びであり,選考の推薦ならびに選考をしてくださった理事会の皆様に深く深く御礼申し上げたいと思います。
Facebookの方にもご挨拶文を掲示いたしましたが,こちらのブログでは少し補足しつつ,ご挨拶申し上げたいと思います。
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この度は大変素晴らしい賞を頂き,嬉しい限りです。
私事ではありますが,賞というものを生まれて初めて頂きました。
私個人に頂いた賞ですが,皆様のご理解やご支援があって初めて運営が出来ております。 そのことを忘れず引き続き運営に携わって参りたいと思います。
推薦理由のところでも挙げて頂きましたが,今回のウェブサイト等の運営管理について,少しお時間を頂戴して,ご説明申し上げたいと思います。
私が日本図書館情報学会のWebサイト運営に携わるようになったのは,2011年5月からのことでした。今でも記憶に残っているのは,この年,国立情報学研究所の学協会情報発信サービスの終了に伴う移転作業を行ったことです。多くの日本の学協会が同サービスを使用しており,2012年3月の終了に向けて,多くの学会が移転作業を行った年でした。
日本図書館情報学会のWebサイトもこの学協会情報発信サービスを使用しておりまして,当然のごとく影響を受けることが分かりました。その年の12月に本格的な作業が始まりまして,周囲の理解もあり,順調に作業は進みました。この時は,主に次の3つの作業を行っていました。
もちろん,自動化できないところもあり,目視で対応を行った箇所も数多くあったように思います。そして,2011年12月8日(木)にほぼデータコピーが終了,その後は,wwwsoc側のサーバーにアクセスした場合には,301リダイレクトで新ドメインに自動で移動する措置を執りました。
当時メンバーの間では,Googleの検索順位が下がるのではと心配されていましたが,幸いにも移転作業は上手くいき,2週間ぐらいしたところで新ドメインの順位が旧ドメインを上回るようになってきました。
あとは,皆さんからの要望に応じて,HTMLのタグ打ちをしながら更新を続けています。同時に総務委員会で実施しておりますメールマガジンの発行にも携わらせて頂いております。本日,24時間365日の対応とのご評価を頂き,少々気恥ずかしいのですが,頂いた情報は極力早い段階で掲載することを心がけております。それは,私は公開解禁になった情報はどんどん拡散していきたい,してほしい人であること,それから相当せっかちな性格が影響しているのだと思います。
しかし,情報の発信は元となる情報がなければ行うことが叶いません。すぐに掲載できる形で情報を整えてくださる学会会員の皆様の助けがあってこそ,現在の対応を行うことが出来ているのだと確信しております。改めて御礼申し上げます。
ただし,この体制のみが最良ではありません。むしろ,もっともっと便利になる方法や,迅速な更新が出来るやり方はあるかと思います。また,長い年月の蓄積もあってか,HTMLコードの矛盾やデザインの限界なども多く出つつあります。こうした問題に対応するため,現在学会のWebサイトについては,見直しが始まっております。ワーキンググループが今年立ち上がり, 現在学会会員の皆様に対して,アンケート活動を実施しております。どうぞご協力のほど,よろしくお願いいたします。
皆様にとって一番良い形で今後も情報発信や伝達が出来ればと考えておりますので, 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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というわけで,皆様引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
(2015年版)初めて #図書館総合展 に行く予定の学生さんへ
ども。今井です。
図書館総合展まで,あと1ヶ月を切りました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて,昨年学生さんのために書いた下記の記事ですが*1,さすがに1年経過したので,ちょっとアップデートしながら再投稿してみたいと思います。
0.何のために行くのか
図書館総合展に興味を持っている学生さんは,何のために図書館総合展に行くの,というかそれ美味しいの?という方は流石にいないと思いますが,行かない周りの友達に何しに行くのかと聞かれた時用のテンプレートをおいておきます。
真面目な話が通じる方向け
- ブースには図書館や学術情報に関わる企業や団体が沢山出展している。将来の就職活動に向けて,業界研究するため
- フォーラムを通じて図書館や学術情報に関わる最新の動向がつかめる。自分自身の知識を深めるため
- 学生向けにはブースを巡る学生ツアーが用意されていて,1人で行っても孤立しない。
- 図書館や学術業界の最先端を走っている方達とコミュニケーションを取るため
やや疑いの目を向けられた場合向け
- 図書館や学術情報に関わる企業や団体が100以上出展している。年1回しかない,業界最大手のイベントである。
- 来場者は昨年3万人を超えていて,6700平方メートルの会場に展示ブースがひしめき合っている。短時間ではまわりきれないほどの情報が詰まっている。
- 図書館総合展運営委員会は大学教員や企業の責任者が多く参加しており,そもそも怪しい集まりではない*2し,そもそも入場料は無料だし,展示ブースを巡る学生ツアーも参加無料。
ノリで何とかなるパターン
- ともかく楽しそうだから,行ってきます!
1.会場への行き方
とりあえず,みなとみらい線(東急東横線)の「みなとみらい」駅を目指しましょう。JR根岸線(京浜東北線)の「桜木町」駅からも行けますが,歩きながら冬の横浜を満喫したいという人以外は,「みなとみらい」駅を推奨です。新宿から湘南新宿ラインの接続が良ければ,乗り換え含めても大体45分〜60分ぐらいで到着しますし,渋谷からだと東急東横線の特急乗り換えなしで31分です。
みなとみらいの駅からは,徒歩3分とありますが,今回の会場は展示ホールDというパシフィコの中でも一番駅から歩くポイントなので,ゆっくり歩く人は10分ぐらいは見ておいた方が安全でしょう。
横浜線で橋本・八王子方面からいらっしゃる場合は,菊名で東急東横線乗り換えが良いでしょう*3。ただし,新幹線で静岡以西からいらっしゃる方は,横浜市内の駅ならどこでも下車できる特定区間の切符をお持ちの場合が多いかと思うので,新横浜から横浜線に乗り換えてそのまま横浜まで出ましょう。新横浜からの乗り換えについては,接続が悪い場合が多いので,上記の所要時間に+20分しておけば安心して移動できるかと思います。高速バスだと横浜はYCATというターミナルに着きます。多少歩きますので,こちらも所要時間を少し余裕を持って見積もっておくと良いでしょう。
YCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)のオフィシャルページ
パシフィコ横浜へのアクセスは公式Webにも出ていますが,お勧めは下記のWebサイト。間違えやすいポイントの説明があるだけでなく,毎年独り者を切ない気持ちにさせるクリスマスツリーまでキチンと説明が網羅されています(何)*4。
2.招待券のゲットの仕方
図書館総合展では,入り口の所に警備員さんがいて,入場パスをチェックしています。入場パスがないと会場には入れませんので,注意して下さい。この入場パスは入り口で招待券と引き替えになります。
えっ?招待券なんか持っていないよという方,大丈夫です。入り口にテーブルと招待券の束がおいてありますので,そこで記入してから受付に持っていけばちゃんと入れます。
ただし,住所とかを記入する欄が多いですし,色々ブースやフォーラムの事前情報が載っているので,事前にゲットしておくことをお勧めです。もし,自分の大学で,フォーラムとかブースを出している先生やポスターセッションに出展している図書館の人がいたら,「ありませんか?」と聞けば,余っているはずなのでたぶん快く譲ってくれるはずです。
今年からは招待券はWebにアップロードされているので,そちらを使えば問題なしです。
招待券をゲットしたら,まずはフォーラムとブースのページを見てみましょう。たくさん数がありますね。そして,フォーラムのページを開けて,面白そうなのがないかなーと探してみることをお勧めします。もしフォーラムに参加できる時間があるならば,Webから参加登録もしてしまいましょう。おそらく,どのフォーラムも大学のレポートだったら,確実に1本は書けるネタを提供してくれますので,確実に元は取れます(ぉ。
3.名刺を作っておこう!
図書館総合展で,学生さんにお勧めしておきたいのは自分の名刺を作っておくことです。昨年も申し上げましたが「総合展の展示ブースでは名刺が貨幣代わりである」という格言があるくらいです*5。冗談はさておき,興味を持った展示ブースで色々資料を頂いてくる時には,「お名刺を頂戴できますか?」と高確率で言われますし,そうでなくても新しく知り合った方と連絡先を交換するときに大変便利ですので,名刺は持っておいて損はありません。
3.1 自作名刺のススメ
お店で1からちゃんと作ろうとすると結構高くなってしまいがちなので,名刺なんか作ったことがないよーという学生さんにお勧めなのが,自作の名刺です。
例えば,文房具屋さんに割とおいてあるインクジェットプリンタ用の名刺用紙を1セット買ってきます。とりあえずインクジェット用であれば何でも大丈夫ですが,ここではA-ONEさんの名刺用紙をお勧めしておきます。(51002とか,インクジェットプリンタで売っているのなら何でも大丈夫です。大体1000円も出せばおつりが来ます。)
A-ONEさんの用紙がお勧めなのは,「ラベル屋さん」というこの用紙専用のラベル・シール作成ソフトが無料で使えることです。インターネットとインクジェットプリンタにつながったパソコンなら,用紙さえ買ってくれば,すぐ名刺が作れます。
もし名刺に何を書いたら良いか分からないと言う学生さんは,とりあえず,ラベル屋さんのテンプレートを見ながら,色々考えましょう。こまったら,Google 画像検索で「名刺 学生」とか入れて探すと,よさげなサンプルがいくつか見つかります。
3.2 名刺に何を書くの?
基本的には,名前と所属,それからメールアドレスはしっかり書いておきましょう。あと,TwitterとかFacebookも書ける場合は書いておいたり,興味のある分野とか自己アピールが書ける人はどんどん書いておきましょう。なお,メールアドレスは今自分が使っているスマホや携帯のアドレスをいきなり書くよりは,大学のアドレスを書いたりした方が良いかと思います。スマホや携帯のアドレスは変わってしまって連絡が取れなくなることが多くて迷惑をかけてしまう場合があるかもなので。
あと,女性とかで変なメールが来たら困るな…という方は,図書館総合展用に新しくYahoo!やGoogleでメールアドレスを取得するというのも手です。ただし,図書館総合展が終わってから,2週間くらいはちゃんとチェックしておきましょう。もしかしたら知り合った方からメールが来ているかもしれませんので。
4.会場へ入ったら何をしたら良いの?
まずは受付でガイドブックがもらえるので,ガイドブックを見ながら,展示ブースを色々眺めて歩きましょう。おそらく,大学の司書課程の授業を取っているだけでは分からない,多種多様なお仕事が並んでいることが分かります。大学2〜3年生のかたは,就職のための業界研究だと思って,知らない企業でも何をやっているところなのかくらいは掴んでくることお勧めです。
ちょっと企業さんのブースはコワいなという方は,ポスターセッションを見て回りましょう。皆さんと同い年くらいの学生さんがポスター展示をしていたりしますし,色々な情報収集にはもってこいです。
それから,今年はコミュニケーションブースで大学の先生が複数ブースを出しています。私は,白百合女子大学や青山学院大学,その他非常勤先の学生さんでなくても,ウェルカムですので,会場で見かけたら声をかけて下さい。無視したら後ろから跳び蹴りをしていただいてもOKです(ぉ
それから,展示ブースに一人で行くのがコワいという方,そういう方にお勧めなのが,学生のための展示ブースツアーです。大学の教員が引率して,見ておくべきブースを紹介して回ります。今からでも申し込みは間に合いますので,一人ではコワいという方はぜひどうぞ。
5.では会場でお目にかかりましょう!
図書館界のコミケ(と私が勝手に呼んでいる)図書館総合展。11月10日(火)〜11月12日(木),パシフィコ横浜展示ホールDで,学生の皆さんとお目にかかれるのを楽しみにしています。
それでは。