【御礼とまとめ】2019年を振り返って
どうも。今井です。
2019年もお世話になりました。今年はできない仕事は無理に取りかからない作戦を実施したために,これを投稿する時間は少なくともくつろいでいるはずだったんだが,どうしてこうなった。というわけで今年の振り返りです。昨年同様趣味バージョンもまとめてこちらに掲載します。
【お仕事編】
- カレントアウェアネス本体に執筆。
図書館総合展の20年を振り返るという企画でカレントアウェアネス本体に初執筆。CiNiiで12月30日現在検索すると出てくる2019年の年号がつく唯一の執筆記事でした。あとで取り上げますが,昨年出した紀要論文がありますし,今年の分も出版間近なので,2019年度はこれだけでは終わらない予定なのが救いですが,執筆はいまいちな一年だったなあと反省しています。
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図書館総合展で「演劇と図書館」フォーラム開催
演劇と図書館がコラボしたら何ができるかを考える「可能性」を,SLiiiCサマー・ワーク・キャンプ2018の演劇作品の記録映像を上映するという立て付けで,図書館総合展でフォーラムを実施しました。各所から趣味全開だろとツッコまれましたが,個人的には初めてお目にかかった方の反応が大変良くて,もっと色々な観点から何か提示できればという手応えのあったフォーラムでした。
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研究的なところではまたもや反省の1年。
昨年の振り返り記事では間に合わなかった紀要論文がこちらです。博士論文以降追っかけてきた人物の研究にこれでとりあえず一区切りをつけたつもりで,今現在分かることは全て詰め込んだつもりです。学校図書館史研究としては,1つ取り組んでいる題材があるので,2020年度は形にしたいなと思います。
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日本図書館情報学会の事務局長3年目。
表にはほとんど出ない仕事なので,地味ではありますが,今年もせっせと仕事していました。引き続き敏腕委員が業務改革に取り組んでくださったおかげで,負担軽減がかなり実現しました。この場を借りて感謝申しあげます。なお,今年JSLISは役員選挙の年でした。結果はまた後日。 -
白百合女子大学の授業で日本事務器さんとコラボ。
大学の授業実践として,日本事務器さんとコラボして司書課程の授業を展開しました。しかも今年は数年前に当該授業を受講していた学生さんが,企業側で参加するというおまけ付き。繁忙期中の繁忙期の実践ではありましたが,日本事務器さんの綿密な準備やサポートによって,素敵な素敵な実践ができたと自負しております。大学の教員をやっていて良かったなと思うのはまさにこういうときです。今日は白百合女子大学様の司書課程の授業でネオシリウス・クラウドを使った演習を行いました。
— NJCネオシリウス公式 (@NJC_neocilius) 2019年12月2日
月曜日の朝イチから、学生の皆さんにはネオシリウスでの閲覧業務に挑戦してもらいました。貸出カウンターの向こう側の世界はいかがでしたか?
続いて水曜日は目録業務の演習になります。白百合女子大学様でのネオシリウスを使った演習、本日は目録業務です。自作の書誌をNACSIS-CATに登録し、OPACでもヒット!学生さんから歓声もあがり私たちも嬉しい限りです。
— NJCネオシリウス公式 (@NJC_neocilius) 2019年12月4日
今年の演習はこれで終了ですが、今年は4大学、約300名の学生さんがネオシリウスを操作しました。ありがとうございました! -
白百合女子大学の公開講座を企画しました。
今年から本務先の社会連携センターの委員を拝命しまして,早速2019年度後期の公開講座を企画しました。「ボイストレーニングを通じて声で表現する」という題材で,実現することができました。趣味色が強そうですが,ちゃんと理論的な話も織り交ぜて頂けたので,きちんと目的は果たせたと考えています。(ちなみに私はあくまで立ち会いで,参加費を払った受講生の方とは一線を引いておりましたので念のため)白百合女子大学主催の公開講座で、
— なにわえわみ (@naniwae_wami) 2019年9月3日
講師をさせていただきます。
『ボイストレーニングを通じて
声で表現する』https://t.co/KNEtYxnxDF
9/21、28
10/12
11/9、23、30
いずれも土曜日
時間は10:30〜12:00
受講料:全6回5000円
(都度受講は1回1000円)
お申し込みはメールにて
kokai@shirayuri.ac.jp pic.twitter.com/LNex2d8OrT -
図書館総合展2019を無事開催。
今年も図書館総合で,これだけの仕事をしていたようです。
・展示ブースツアーのまとめ役
・自大学ブース出展(今年は聖徳大学,都留文科大学さん,八洲学園大学さんと合同出展でした)
・メーカーズ・ラボ「ウェルカムボード」
・上述の「演劇と図書館」フォーラムコーディネーター
個人的には展示ブースツアーの運営については,今年からやりたかったことを実現できたので,かなりの充実感がありました。ツアー参加者さんだけでなく,受け入れ企業・組織の方にもやさしい運営を目指して来年も頑張ります。 -
東京学芸大学「学校図書館活用データベース」報告会の映像編集&一部登壇をしました。
大学院時代より応援している東京学芸大学学校図書館活用データベースの報告会,今年もビデオカメラとマイクを抱えて撮影してきました。年内に編集が間に合わなかったのですが,おそらく年明けから映像配信が始まるかと思います。どうぞよろしくお願いします。12月21日(土)13時より、文科省事業報告会 「みんなで使おう!学校図書館Vol.11」を開催します。ぜひご参加ください。https://t.co/y1iuBoPFsL
— 授業に役立つ学校図書館活用データベース (@schoolibdb) 2019年12月13日ちなみに,今回,「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」は10周年を迎えたとのことで,お祝いのスピーチを当日やってきました。スライドは下記の通りです。どうぞよろしくお願いします。
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「オンラインでの図書館専門職養成国際プログラムの模索」 のYoutube中継をしてきました。
立教大学の中村百合子先生が主催するイベントで,YouTube中継のお手伝いをすしてきました。普段,Youtube中継の時は中継状況のことが気になってしまって,内容がほとんど頭に入らないのですが,流石に学校図書館かつ国際的な動向が分かるとあって,頭を2方面にフル回転させていました。日本だと学校図書館の実践報告とICT系の報告は割と別個のようになっていますが,もちろん海外だとその辺がシームレスなんだなという印象が強く残りました。このギャップは埋めるべきなのか,それとも別個の方がクールなのかはまだ私には判断がついていません。librarius.hatenablog.com
他にもたくさんの仕事をやってきたのですが,ひとまず思い出に残っている順から挙げていくとこの9個に収まるかなと思います。毎度のことですが,本務先や非常勤先での学生さんとの講義や演習でのやり取りは個々のエピソードが書けないため,ここには載せませんでしたが,今年一番の時間を割いた活動であることは言うまでもありません。おつきあい頂いている学生さん達には感謝感謝です。
【プライベート・趣味編】
- 結婚しました。
昨年の振り返り記事で書けないネタだったのがこちら。前からお付き合いしていた方と入籍し,結婚披露宴を開催できました。3月には屋久島へ新婚旅行に行ってきました。その様子はTwitterのハッシュタグでまとめてありますので,ご興味のある方はどうぞ。
某FB上では惚気発言連発とか言われてますが,奥様がいて本当に良かった,心落ち着いたと思う瞬間が1日3回はあったので,自分もそれくらいの魅力を奥様に振りまけるように日々精進して参りたいと思います。 - 割と観劇した…はず
本務にも家庭にも影響させないようにすると,観劇記録がその次になってしまっていて,今年は何本作品を見られたのか分からなくなっていました。とある事情から見えるものがだいぶ変わっていることもあって,単に面白かったーだけでは終わらない瞬間もあるのですが,スポットライトがあたるあの空間を目の前にすると,心ときめくのはずっと変わってません。素敵な作品にたくさん出会えたことに今はただ感謝です。 - Adobe税,Vimeo税,Zoom税,Evernote税,Office365税を払いました。
なんだかこういう支出が増えていくのが辛いですが,便利なので仕方が無いとして奥様の許可を得て納税しております。PhotoshopもPremiereもIllustratorもバリバリ使いましたし,Office365もかなり使い込んでいるので,元は十分取れてますが。 - (今年も)劇団壱劇屋さんの終演後の舞台で写真を撮ってもらいました。
今年は夫婦で撮影しました。年賀状のネタにするのと奥様SNS写真NGなので,隠してあります。クラウドファンディングのお返し品としては秀逸なもので大変嬉しいです。どこかでまた来年も撮影できれば嬉しいなあと。
- 横浜DeNAベイスターズ今年は…(ry
良いところまで行ったんですけれどねぇ…。奥様とTVでですが「YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2019 Supported by 横浜銀行」の映像が見られたのが個人的には思い出。 - 個人的には大転機
これ以外にも書けないネタが今年も家庭で1件,趣味方面で1件。その時が来たら公開しますが,夫婦二人で向き合って準備したり,夜な夜なIllustratorを起動したりして頑張ってます。
【まとめ】
- 奥様と過ごせて幸せな1年でした。どこがですかと聞かれたら嘘偽りなく,全部です。
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夢を叶えつつも色々産みの苦しみが多かった1年でした。でも今年も一人じゃできないことを様々な助けを借りて成し遂げられました。全ての方に感謝です。
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来年こそは研究もちゃんとやる普通の研究者を目指したいと思います。
ではでは,残り僅かですが,皆さま良いお年を。2020年もどうぞよろしくお願いします。