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リブラリウスと日々の記録(はてな版)

研究とかイベント運営とかの記録を淡々と。

第16回 #図書館総合展 のフォーラムへの道(6)−横浜の学校図書館の方へ−

こんにちは。図書館総合展まで残り1週間,私が担当するフォーラムまで残り8日となりました。

さて,11月8日(土)の図書館総合展フォーラム「ICTを活かす学校図書館」ですが,まだお席に余裕があります。どれぐらいかは申しあげられませんが,とりあえず私がこの記事を書くことを思い立つレベル(どんなレベルだ)だと思って頂ければ幸いです。

ICTを活かす学校図書館 | 第16回 図書館総合展

冗談はさておき,講師の皆さんはお一人でもたくさんの人を呼べる方ばかりなので,主にコーディネーターの企画や広報不足に責任があると思っています。講師の皆さまにはご心配をおかけして,申し訳ない限りです。

とはいえ,コーディネーターとして可能な範囲で提供できることは全て出してしまったので,もう裏方話と当日の内容まで踏み込んだ形でしか,提供できる材料はありません。裏方話は後日談で取っておきたい所だったのですが,そうも言っていられないので,できる限りの情報を提供して,最後の追い上げの材料として本記事を書きます。

真剣な話として私がこの話をOKして,企画を考えた理由は,横浜市の学校司書さんのことが頭にあったからでした。昨年10月から小中学校への配置が制度として始まり,色々な期待を持ちながら始まっており,その中で成果も少しずつ生まれつつあります。

横浜市 横浜市学校司書(学校図書館担当職員)を募集します (平成25年10月01日記者発表資料概要)


学校司書配置に効果 本貸し出し1.5倍 横浜市、16年度までに全500校へ | カナロコ

ただ,当初から十分に研修が受けられるのかという問題が指摘されていました。学びたいのに学べないというのは,教育学を仮にもフィールドとしている研究者としては,見過ごせない問題です。でも,どれだけの研修機会やニーズがあるのか,外から見ている限りでは,十分に分かりません。

今回のフォーラムは土曜日(日曜日開催がベストでしょうが,それは無理でした)ということもあって,これはチャンスだなと思っています。学校から見れば外の研修会ですが,もっと学びたいというニーズがあることを示すにはもってこいの場所だからです。

そして,「ICTと学校図書館」というテーマ自体は最初から決まっていました。講師依頼までのタイムリミットを考えると,最初からICT寄りの電子図書館話に振ってしまった方が楽だとも考えました。その中で,私は敢えて他の学校図書館研修会ではやらないような話を講師に要求することにしました。短期的なノウハウ構築ではなくて,長期的な未来の話ができる話題として,「可能性につながる学校図書館」を提示しました。周りに未来の話をする前に,まずは自分たちから未来の話ができるようにしておかないとと思ったのです*1

今回の講師の方は,どの方も将来の話,夢の話ができる方ばかりです。まだ将来なんて考えられないという方も多いのかもしれませんが,横浜市の,特に小中学校で活躍している学校司書さんにはぜひお越し頂きたいと思っています。そしてボランティアの方でも,保護者の方でも,学校図書館に関心があるという方はどなたでも歓迎です。

私は,未来の話ができてこそ,必要だと言うことが強く訴えかけられると強く思います。もし情報が今まで届かなかったと言う方,ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。期間間際であっても,まだ間に合いますので,以下のフォームよりお申し込み下さい。無料で参加できますし,横浜市中央図書館ですから,何か調べ物のついでにでもお立ち寄り頂ければ幸いです。

図書館総合展フォーラム2014 in 横浜 応募フォーム

こんなことをフォーラムの開催前に書いてしまうと,全部台無しなのですが,それぐらいのことを私は考えていました。さて,私が提供できる最後の材料,当日の内容についてです。図書館総合展メールマガジンに寄稿した内容を最後に転記して,あとは当日まで最後の広報につとめたいと思います。それでは。

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皆さんは、ICTを活かした学校図書館と聞いてどんなイメージを持つでしょうか。タブレット端末を使った授業実践?インターネットの授業活用?確かにどれもICT活用でしょう。でも、ICTをうまく使えば、もっと色々なことが可能になるはずです。今回のフォーラムでは、そんな可能性につながる学校図書館をご覧に入れたいと思います。

講師から到着した事前資料には、
・学校司書が学び続けること
学校図書館をPRする=学校図書館の「当事者」になってもらう
・NDLサーチ(国立国会図書館の全国書誌データ)を使えるようになって
・(電子黒板を)機器から空間装置へ
という魅力的なフレーズが並んでいます。

おそらく、2014年の学校図書館イベントのどこを見渡しても、これだけの話が一度に聞ける場はここにしかありません。バラエティに富んだ提案の後には、パネルディスカッションを行います。ここでは、普通の講演会ではやらないある試みを行ってみたいと思います。もし上手くいったならば、普通の講演会よりもずっと多くのコメントが共有できる場になるはずです。

後日の記録を見れば良いという方、ちょっと待ってください。ホールの外は、横浜市中央図書館です。もし、横浜市中央図書館の蔵書の中から、講師が知らなかった本を1冊でも見つけることができたならば、その瞬間、フォーラムの講師をあなたは超えることができます。フォーラムの内容を多くの方に聞いていただけることもうれしいですが、聞いた人がその場でステップアップできるなら、コーディネーターとしてこれ以上嬉しいことはありません。

*1:その前に待遇改善をと言いたくなるとは思いますが,味方を増やすためには夢のある話をできないとという意識は常にあります。