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リブラリウスと日々の記録(はてな版)

研究とかイベント運営とかの記録を淡々と。

【観劇メモ】ピースピット「TRINITY THE TRUMP」female version 1/28。

どうも。こんばんは。

今回も観劇ネタなので,図書館ネタを期待した方は回れ右(←お客さんに失礼)。 twitterとかではちょくちょく研究ネタを呟いているのでそちらで勘弁して下さい。

では張り切って参りましょう。
あ,ネタバレはほとんどなしの予定です。
今日は大阪駅近くのHEPホールで上演されている ピースピットのTRINITY THE TRUMPを観に来ました。 もちろん,初HEPホール。それに,そもそも観劇のためだけに 新幹線に単独で乗ることすら初めてです。 ピースピットとは元劇団ピスタチオの末満健一さんが主宰している団体で,決まった劇団員を持たず,いわゆるカンパニー形式で演目ごとに役者さんを集めて上演しています。

昨年11月,渋谷の「CBGKシブゲキ」で有毒少年という舞台を観ました。そちらも末満健一さんが演出でしたが,そのときはピースピット名義ではありませんでした。オーディションで今回から新登場の役者さんが多く加わっていますが,今回は大阪での本公演。まさにホームグラウンドです。これだけのために新幹線に乗って横浜から新大阪へ。


大阪駅を御堂筋南口から出て,阪急百貨店の総菜店が並んでいるところを通り,工事中の通路を抜けるとそこはHEP FIVE*1

エレベーターホールにはポスターが貼ってあって,気分を盛り上げてくれます。

シースルーのエレベーターで8Fです。最初私は8Fで降りるつもりでしたが,みなさんが一斉に7Fで降りるので,つられて降りました。でもおかげで7Fから8Fの階段前にあるポスターを写真に収めることができました。

ちなみに降りた方々は後から考えると,関係者っぽくておそらく夜の部に出演される誰かかと思いました*2

13:30の開場とともに物販コーナーへ。自分が持っていないグッズを一気買い。使った額はチケットの額より遙かに上だったけれど,そんなの気にしない気にしない。

客席に入って,観劇用メガネを着用して,アンケート用紙の感想欄以外をすべて埋めて*3,さあどんな舞台だろうとセットに目をやったら,もうそこは別世界。

舞台写真は売り物にもなっているので,個人的には1枚もとっていませんから言葉で表現するありません。少ないボキャブラリーでちょっとがんばってみましょう。

構造物としては,一部崩れかけたレンガがみられる中世の城壁+バルコニー2つ。門の横にかけられたランプの光と舞台上部からのフットライトに照らされて,互い違いに積み上げられたレンガの目がかすかに見えています。 城壁の前には幅広の段がつけられていて,小さな空間がとても立体的に使われていました。それ以外は床面に石畳柄のマットが敷かれています。

西洋のお城が目の前に出現しているんです。もう,この時点でお金払ってきて良かったと思いました。お世辞でも何でもなく。

今日観に来た公演はFemale Version。初演と今回の再演は原則,男性だけのキャストで作られているのですが,このFemale Versionではなんと男性が演じていたキャストをすべて女性が演じています。 実は,初演の男性のみで演じられていたDVDは穴のあくほどみているので,あれ?女性だったらあのシーンどうなるのかなとちょっとだけ心配に。 まだ千秋楽ではないので,ここから先のストーリーは省略しますが,まあ見事に矛盾を生じさせずフィメールバージョンは展開されていました。 うん,心配の必要なかった。

以下ネタバレを避けつつ,感想をまとめてみます。

  • 見始めて最初の10分くらいは,ん?アレと似てるなー気のせいかなと感じたのですが,見事にその疑問は劇中に生かされておりました。ずるい。
  • 個人的にはTwitterの感想にも書きましたが,照明も舞台も音響も衣装も役者も演技もストーリーも,すべてが好きです。個別に書こうとしたら,個別の良さを書いていくうちに,全て合わさったときの良さが消えていってしまうのではないかと思うくらい,密接にすべてが結びついています。
  • あの重要キャラは演じる方によっていろいろな解釈があるだろうなとは思っていました。初演と属性が微妙に違っていることもありますが,演技の段階でも相当な区別が付けられていて,そういう解釈もありなんだと膝を打ちました。
  • 全員すばらしい役者さん達。その中でも立花明依さんは凄かった。立ち居振る舞いが優雅で,声が通っていて,美しいしカッコイイ*4。ありゃ,男性でも惚れますわ。
  • でもね,やっぱり何といったって,DVDじゃ絶対にわからない微妙な表情の違いとか,息づかいとか,迫力とかがすごいわけですよ。照明の話を例えに出しますが,ピンスポットの照明の光線が役者の瞳に1つの点を作り出しているところなんか,とても綺麗なんですよ。同じ映像をみたとしても,たぶん生の舞台の感動とは別物でしょう。 というわけで1月30日までに時間がある方は観に行くべきです(キッパリ)。

もちろん時計なんかに一度も目をやることなく,2時間半はあっという間にすぎまして,終演となったわけです。いやーおもしろかった。ストーリーがある程度わかっているわけなんですが,初演の感動をたぶん越えました。1回で帰らなければいけないのが本当に悔しい。DVD化は絶対してほしいなあと思う次第。

大変汚い字を感想用紙に記した後,また物販コーナーへ。終わったばかりで大変疲れていらっしゃるのにも関わらず,役者さんたちが売り子としてお出迎え。DVDや写真を買いつつ,がんばってくださいと声をかけたり。これも1つ1つが大切な思い出。

ほとんど余韻を味わう間もなく新大阪へ。新幹線の中で開けたシークレットフォトの袋から,ジュリアン役の春野恵子さん*5のサイン入りフォトが。 とっても満足。次回ピースピット本公演が大阪であったとしても,たぶん私は突撃していることでしょう。

ふと窓の外を見たら,真っ暗な空。ここからじゃ星は見えませんが,あの世界はこの世界のどこかとつながっているように錯覚します。

*1:7Fには観覧車が回ってます。

*2:つか,もっと早く気づけ自分。

*3:こうしないと終演後の感想を書くのが間に合いません。

*4:なんだそりゃ。

*5:「進ぬ!電波少年」の「電波少年東大一直線」に出演されていた恵子先生。現在は浪曲師として舞台に立たれていてストレートプレイの方ではないのですが,すばらしい役者さんでした。